辛坊治郎氏「1人100万円配るべき」 景気対策に新提案「今困ってる人を助けないと」
30日放送のTBS系「グッと!ラック」(月~金曜・前8時)では、新型コロナウイルス感染拡大による経済の悪化への景気対策について取り上げ、ゲスト出演したニュースキャスターの辛坊治郎氏(63)とMCの落語家・立川志らく(56)が議論した。
辛坊氏は消費税の引き下げやお肉券、お魚券などの対策が検討されていることを受け「1人100万円配るべき。4人家族なら400万円」と“辛坊治郎案”を提案。
「所得に上乗せすればいんです、そうすれば所得の高い人は税金で半分くらい返すことになりますから。赤ちゃんからお年寄りまで全員に配っても130兆円くらい。今、言われてる(景気対策予算)60兆円があれば50万円(配布できる)」と説明した。
「ちまちましないで、今困ってる人を助けないと。消費税が下がって得をするのはお金持ってる人だけだから。消費税下げたって、使うお金がない人には何の効果もない」と理由も語った。
素晴らしい意見だと思う。
観光業、飲食業、運輸業に携わる人たちが、今欲しいのは生活を維持していくための「現金」だと思う。
もちろん、現金が必要ない人もいる。
そういう人は、その現金を「消費」に回せばいいのである(貯蓄はよくない)。
現金給付は所得制限を設けるらしいが、どこで線引きをするのかが難しい。
大胆な辛坊案で、国民を明るい雰囲気に変えてほしい。