庭に咲くハルジオン。これも雑草である。
ハルジオン(春紫菀)は、キク科ムカシヨモギ属に分類される多年草の1種。北アメリカ原産で、日本では帰化植物となっている。ヒメジョオンと共に、道端でよく見かける。一部の地域では「貧乏草」と呼ばれ、「折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまう」と言われている。
ハルジオンとよく似たヒメジョオン(姫女菀)という植物もある。
ヒメジョオン(姫女菀)は、キク科ムカシヨモギ属の植物。背の高さが30〜150cmにもなる、白い花を咲かせる一年草である。同属のハルジオンと共に、道端でよく見かける雑草である。
「ヒメジオン」でなく、「ヒメジョオン」。間違えやすいので注意。
「ハルジオン」と「ヒメジョオン」は一見よく似ている。
違いを調べてみた。
参考:ハルジオンとヒメジョオンの違い・見分け方や特徴!ヒメジオンも正しい?
①開花時期
ハルジオン 4~5月
ヒメジョオン 5月~8月
②花びら
ハルジオン 糸のように細い
ヒメジョオン 花びらが白くて幅がある
③茎の中
ハルジオン 空洞
ヒメジョオン 白い綿のようなものがつまっている
花びらで「ハルジオン」と思ったが、茎を折ってみて中が空洞であり、「ハルジオン」と確定。
花言葉を調べてみた。
ハルジオンは「追想の愛」。つぼみの状態では下向きに垂れていて、そのうな垂れている状態からこの花言葉がつけられたらしい。
ヒメジョオンは「素朴で清楚」。ハルジオンよりも格上の花ということ?